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ヒットマン:アブソリューション(Hitman: Absolution) は、ヒットマン シリーズの第5作目であり、IO Interactiveが開発し、スクウェア・エニックスが発売。 このゲームは PlayStation 3Xbox 360Microsoft Windows 向けに2012年11月20日にリリースされた。全てのダウンロードコンテンツ(DLC)が含まれたエリート版については、米アップル社のMac OS向けがFeral interactiveから2014年5月15日にリリースされた。

ヒットマン:アブソリューション はIO Interactiveが独自に開発し専有しているGlacier 2ゲームエンジンが使用されている。

このゲームのストーリーは、シリーズの主人公、エージェント47のミステリアスな人生をさらに深く掘り下げて描いている。ヒットマン:アブソリューション  はロサンゼルスの2011年のE3 で初公開された。

◆ミッション◆

新機能[]

予告編や体験版からの情報により、新機能についての一部が明らかになった。

ゲームプレイ[]

  • セーブはチェックポイントに置き換えられている。シングル・マップの代わりに、ミッションはセグメントに分けられている。
  • 任務中は映画的なシーケンスになっており、新聞記事機能は取り除かれている。
  • ポイントシューティングによって、47はスローモーションで戦略的射撃を行うことが可能になり、インスティンクト(直感)・モードを消費しながら、複数の敵を素早く殺すことがでできる。これは、「レッド・デッド・リデンプション(Red Dead Redemption)」の"デッドアン"システムあるいは、「スプリンターセル:コンヴィクション」および「スプリンターセル:ブラックリスト」(Splinter Cell: Conviction and Blacklistの"マーク&エクスキュート"システムに似ている。

  • アブソリューション では「コントラクトモード」が用意されており、プレイヤーは暗殺のステージの中から最高3人までターゲットを選んだ上、自分に合った難易度を設定できる。プレイヤーは何でも好きな武器を持ち込むことができ、ステージの中からどんな武器を使ってもよい。ただし、難易度を保存するには、設定したコントラクト(契約)を遂行できることが条件となる。
    • 「ストーリーモード」の間に収集した武器や変装については、無料で「コントラクトモード」上でも使えるが、さらにコントラクトで得た報酬を使ってこれらの武器を購入することもできる。
  • ほとんどのサードパーソン・シューティングゲームと同様に、47は角で身を潜めること(カバー)や覗き込むことができる。また、低い隠れ場所からターゲットを捕まえることもできる。
  • アブソリューションでは、サードパーソン・シューティングゲームにおいてより典型的な銃を47が使う際、その照準システムが向上した。シリーズのこれまでのゲームとは異なり、プレイヤーは、コンソールの左肩ボタンなどのような特定のボタンを長押しすることで銃の照準を合わせる。
  • アブソリューション では「Hold Breath(息を止める)」機能が導入されており、これによって47の狙撃の精度が向上する。
  • 47は本ゲームから重火器や長いライフルを隠せるようになり、この機能によってICAのクレートと武器用ブリーフケースが削除。
  • 47ヒットマン:ブラッドマネー の時より多くの方法で近接攻撃を仕掛けることができ、半身像やパイプなど、ミッションの中で用意されている銃器やオブジェクトでの攻撃も含まれる。また、彼は敵の背後に忍び寄ることをしなくても、武器あるいは単に素手だけで、正面攻撃による近接攻撃を行うこともできる。
  • 47は優れた格闘トレーニングを活用できるため、ノンプレイヤーキャラ(NPC)に対するゲームプレイで有利になる。短時間の格闘では、シカゴ市警の警官を素手でいとも簡単に殴り倒すことができる(ミスをせずに、十分に素早くボタンの連続押しが出来ることが条件)。
  • 47は岩棚にしがみつきながら動くことや、自分の頭上や窓際にいるノンプレイヤーキャラ(NPC)を縁までつかみ出して殺すこともできる。
  • 47はボディコンテナに、気絶している者や死んだ者の体を2体隠し、その間に隠れることができる。さらにクロゼットもそのような体を隠す場所に使うこともできる。 
  • 47は通気菅の中を移動することができるため、敵の状況を調べながら感知されずに動くことができる。
  • これまでは47がノンプレイヤーキャラ(NPC)の姿に変装すると、ノンプレイヤーキャラ(NPC)は47に気が付くことはなかったが、本作では、そうしても100%安全に歩き回ることはできなくなった。47があまりにも長い間ノンプレイヤーキャラ(NPC)に近づきすぎると、ノンプレイヤーキャラ(NPC)は47の正体をばらし、警戒の声を上げるからだ。このようなことを防止するために47ができることは、ノンプレイヤーキャラ(NPC)の横を通り過ぎる際、ほんの少しの間インスティンクトを使って手で顔を隠すか、単にノンプレイヤーキャラ(NPC)との距離を十分保つことだ。
  • 47は周囲の環境に溶け込んで安全な場所に隠れることが出来る。例えば、「決死の逃走」の予告編では、警官に変装している間、ドーナッツの箱の横に立ってドーナッツを食べているふりをしている。また、「キング・オブ・チャイナタウン」では、屋台の横に立って、メニューを読んでいるふりをしたり、木の十字架にしがみついてかかしのふりをしたりしている。
  • 47は車を強打したり、車に発砲することでそのアラームを作動させ、周囲の注意をそらすことができるようになった。従来はその方法として、車に発砲することだけが可能だった。また、 ブラッドマネーの時と異なり、車を爆発させることもできるようなった。
     
  • 周囲の注意をそらす主な手段としてコインを使う代わりに、47は瓶やレンガ、近接武器を使えるようになり、さらも無線通信を作動させてNPCを誘い出すことも可能だ。ただ、銃器を投げることはできない。
  • 衛兵が47の不法侵入やその他の不審行動を見つけた場合、ブラッドマネー などのこれまでのゲームと同じように、残りのノンプレイヤーキャラ(NPC)がすぐに警戒するようなことはない。その代り47は衛兵に立ち去るように求められるか(不法侵入の場合)、あるいは銃を突きつけられることになる。ただその際、47は隙を突いて、彼らを殺したり殴り倒したりすることで、彼らが無線を使ってお互いに警戒態勢に入る前に、事態を掌握することもできる。さらに、47は降伏すると見せかけ、それに油断して近づいてきた衛兵を抑え込み、武器を取り上げた上で、 ヒューマンシールドとして利用することもできる。
  • このゲームにはスコアシステムが導入されている。個別の殺害や死体の隠ぺい、頭部狙撃などのアクションでポイントが与えられる。その一方で、目撃されたり、一般市民を殺害した場合はポイントを取られる。スコアはその後、リーダーボードにアップロードされ、自分のスコアを世界と国内の平均スコアと比較することができる。
  • 各ステージをアンロックするための目標と達成事項がいくつも設定されており、それは「チャレンジ」を通して達成していく。さらにそれらはミッションの最終スコアにも影響を及ぼす。目標は、証拠収集から特殊な変装を使った潜入まで多種多様である。ただ、そのほとんどにおいて、ターゲット抹殺のやり方や、プレイスルーの間に47が使う変装の数が重要なポイントになる。目標はかなり多岐にわたっているため、1回のセッションですべてを達成することは不可能だ。その上、その幾つは直接相反する時もあるため(例えば、「スーツ・オンリー」と「カメレオン」であり、後者は変装を全て集めることが目標)、プレイヤーはステージをリプレイし、異なる戦術を試すほうがよさそうだ。
  • 47が全面的な警戒態勢を引き起こした場合、ブラッドマネー のミッション「新しき人生(A New Life)」に登場するFBIとは異なり、ステージの衛兵は援護を呼び求めるかもしれない。
  • 周囲の人の動きが大幅に改善され、暴力に反応することができるようになり、また衛兵にも注意を呼び掛ける。
     
  • 大規模な上、完結型で際限のないミッションは、直線的に横並びしたミニ・ミッションのシリーズに置き換えられた。それぞれのミニ・ミッションは一つのドアで繋がっている。複数の出口のあるミッションはなく、また入ってきた入口から出ることもできない。

武器[]

  • 47は自らの手を使って、ターゲットを背後から倒すか、あるいは殺すことができる。
  • 正面あるいは背後といった攻撃を始める位置にかかわらず、全ての近接武器は一撃で人を殺す武器である。
  • バストやボトル、ボングなど、一部の近接武器は使用後に砕ける。
  • 二丁拳銃の扱い方が拡大。ヒットマン:ブラッドマネーでは、プレイヤーはミッションが始まる前に、47愛用のシルバーボーラーの扱いについて、二丁拳銃か一丁拳銃かのいずれかを選択しなげればならなかった。しかし本作では、47はミッションの途中でも二丁撃ちから片手撃ち、あるいは片手撃ちから二丁撃ちに変更できるようになった。さらに、47が二丁拳銃を操る際、以前のように両方のピストルから弾が同時に発射されるのではく、一回づつ別々に発射される。そのため、弾丸装填の回数が減るとともに、効率性が向上した。
  • 回転式の武器在庫システムがDパットのようなシステム(パソコン上では単に縦型リストになり、キーボードとマウスで操作)に変わり、持ち出す時にゲームが一時停止することがなくなった。また在庫は、シルバーボーラー二丁、その他の種類の拳銃一丁(もし二丁拳銃用に同じものが見つかれば、二丁になることもある)、スナイパー・ライフル、サブマシンガンのようなその他の大型銃器(これも二丁拳銃用に同じものが見つかり、二丁になることもある)かアサルト・ライフルかショットガンのいずれか一つ、絞殺用武器 (普通はファイバーワイヤー)、その他の近接武器、遠隔爆弾に限定されている。
  • 47はステージによっては毒薬や鎮静剤を見つけることもできる。これらを最初から入手することや、アップグレードで獲得することができなくなった。
  • 本作から、 レニーのカミソリのラジオやローズウッドおもちゃのロボットのように、拾ったり、落したりすることで音を出し、周囲の注意をそらすことができるアイテムが登場。これは従来のコインに代わるものとして使用可能。
  • 投げる動作については、ロックオン・システムが導入され、少なくとも47がナイフや斧などの武器を投げる時には改善した。鈍器や爆発物などの他のアイテムを投げる時、照準を合わせることが容易になるように、その軌道が表示されるようになった。
  • ファイバーワイヤーを使う際、47はターゲットを殺した直後にそれで死体を引きずることができる。プレイヤーは死体を手動で降ろさなければならない(パソコンの場合はデフォルトBキー)。
  • 47は並べられた武器を落としたり、投げたりすることができなくなった。ボディーチェック、金属探知棒、フルサイズの金属探知機は完全に削除された。
  • 47はショットガンやアサルト・ライフル、スナイパー・ライフルなど、両手で扱う大型武器をホルスターなどに隠して携帯することができる。一方、スナイパー・ライフル用のケースの組み立ては削除された。
  • 消音された武器は与えるダメージが小さくなる一方で、反動が大きくなるので、47は武器のサイレンサーをオフにしたり、あるいは使いたい時だけオンにしたりすることができる。

カバーアート[]

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